厳しい自然と、国産・手作りへのこだわり
竹治郎がある新潟県南魚沼市は、日本有数の豪雪地帯。四季を通して日本百名山「巻機山」や霊峰「八 海山」などの雄大な大自然から恩恵を授かっています。そんな雪国だからこそ、清らかで美しい〆縄・ お正月飾りを生み出すことが出来るのだと日々感謝をし、真心を込めて藁を綯っています。素材の質を 追求し、一つ一つの部品を全て自社で加工。その一本一本を職人が手作業で編み上げる「自社一貫体 制」こそが、高い品質と心を込めた一品を実現しています。


竹治郎の青い藁
竹治郎の〆縄の特徴は、その発色の良さと香りの高さにあります。こだわりの国産藁は、東京ドーム約 3.5個分という広大な面積で、時間をかけて栽培から加工までをすべて自社で行っています。

ここで、稲に穂が実る前に刈り取る「青刈り(あおがり)」を行います。「実とらず」とも言い、非常 に手間の掛かる作業ですが、藁が編みやすく綺麗な緑色を保つことができ、飾りを製造するのに最適で す。

この貴重な青い藁を扱うには、機械では再現できない熟練の技が必要です。お正月飾りは歳神様に宿っ ていただく為のものですので、清らかで美しく、力強くなくてはならないと私達は信じています。だか らこそ、日本の文化を守りながらも、ひとつひとつ真心を込めて手作りすることにこだわっているので す。



藁を綯(な)う手、受け継がれる「家族の絆」
お正月飾りは歳神様に宿っていただく為のものですので、清らかで美しく、力強くなくてはならないと 私達は信じています。 その信念を支えているのが、創業から受け継がれる「家族の絆」です。
■ 竹治郎お絵描きムービー「家族の絆の物語」
創業者の苦労と、家族を守るために働き続けた父の背中。その想いを受け継ぐ物語。


動画で描かれた「父の背中」は、現在の工房の日常風景そのものです。厳しい自然の中で技術を磨き、 世代を超えて受け継がれてきたもの。それが、竹治郎の〆縄です。


次世代へ技術を手渡すワークショップの様子
お正月飾りについての豆知識
なぜ、お正月飾りを飾るのでしょうか。 竹治郎では、伝統的な意味や作法もわかりやすく伝えていま す。
■ 竹治郎お絵描きムービー「お正月飾りの豆知識」
❖ なぜ飾るの?
古くは「稲」、「稲が実ること」を「とし」と呼んでいたことから、五穀豊穣をつかさどる神 様を「歳神様(としがみさま)」と呼びました。 お米の収穫後には〆縄を飾り、天地の恵みへ の感謝と喜びを歳神様に捧げ、来季の豊年万作を祈りました。正月飾りは、歳神様を迎える準備 ができた目印として用いられています。
❖ いつ飾るの?
お正月の準備を始める「正月事始め」の12月13日から28日の間に飾り始め、翌年の1月7日の松 の内まで飾ります。
❖ どこに飾るの?
〆縄は神棚に、〆飾りは玄関や室内のドア、日頃お世話になっている所に飾ります。



❖ 処分の仕方は?
1月7日の松の内を過ぎたらお飾りを外し、左義長(どんど焼き)と呼ばれる火祭りで、歳神様 を天におもどしします。
※飾る期間は地域により異なります



❖ 家庭ゴミとして処分したい時
基本は地域のゴミ処理方法にしたがって処分します。その際にはお正月飾りをお塩で清 めた後、新聞紙や大きな紙で包み、出来れば他のゴミとは違う袋にお正月飾りだけ入れ て処分しましょう。

2026年 新ブランド「YUI / 結」
日本の文化を守りながらも時代に沿った新しい形を追求し、ひとつひとつ真心を込めてお正月飾りを手 作りしていきます。その想いから、2026年の新商品として誕生したブランドです。


YUI は、日本語の「結(ゆい)」から生まれた名前です。結ぶことは、人と人をつなぐこと。想いと想いを重ねること。そして、過去から未来へと祈りを手渡すこと。
日本では古くから、結ぶ行為に「願い」と「守り」の心を込めてきました。YUI は、その精神をかたちにした名前です。
YUI / 結は、静かに、やさしく、凛とした祈りから生まれました。
華やかさよりも、奥ゆかしさを。 強さよりも、しなやかさを。
稲穂は実りへの感謝を、松は変わらぬ想いを、水引は人と人のご縁を結びます。
新しい年のはじまりに、誰かの幸せを願うこと。自分自身を大切に想うこと。
そのすべてを、ひとつに結ぶ。それが、YUI / 結です。
〆縄に込めたメッセージ

〆縄とは、ただ「飾る」ものではありません。
それは、人と人、過去と未来、日常と神聖を結ぶ“結界”。そして、自分自身の在り方を静かに正すための心の指針でもあります。稲わらは、太陽・水・土に育まれた命の象徴。一本一本を撚り、結ぶ行為には、「今ここを大切に生きる」という日本人の美意識が宿っています。
結ぶとは、縛ることではなく、調和し、活かし合うこと。
〆縄は、外に向けた祈りであると同時に、内なる自分と向き合うための静かな宣言です。自分らしく「粋る」。それは、何かを足すことではなく、大切なものを見極め、結び直すこと。
この〆縄が、あなた自身の“結”を思い出す小さな起点となりますように。

伝統を守り、未来へ結ぶ二人

株式会社竹治郎
時間をかけて栽培から加工までを自社で行うことにより、高い品質と心を込めた製品 の製造を実現している。2022年12月には、製造工程を見学できる「オープンファクトリー」や直営 ショップをリニューアルオープン。
https://www.takejirou.jp













